CONCEPT コンセプト

世界の歴史に根付いた煉瓦積建物

いつの時代にも根強い煉瓦積建物
良い物を長く使い、歴史を刻む事へのあこがれ
産業革命以降、煉瓦積建物は広く世界に普及し、人々の生活に根付き、現代においてもそれを望む人は多い。日本においても煉瓦建築の技術は近代化と共に導入された。しかし、構造材として用いた際は耐震性が軟弱であり、それに伴い一部を除き今日では煉瓦積建築物は激減した。
honrengaは課題の多かった煉瓦建築物を、時を超えて愛される魅力はそのままに現行法とのハイブリッドで実現する。時を経る毎に深みを増す景観と本格的意匠の再現で本格煉瓦積建築物の良さを後世に伝え続ける。

現在の建築表現で煉瓦を積む研究

人々がいかに憧れを持っても、現在の建築表現で真の煉瓦積建物を建てる事は難しい。しかし、honrengaは人々の求める真の煉瓦積建物を再現すると共に、最先端住宅に求められる【耐震】【耐火】【耐久】性能をはるかに超えた性能を数々の研究と実験において実現に成功した。
基礎フーチンから立ち上がり木軸構造負担をかけない2重構造により高い耐震性を実現。70ミリを超える煉瓦の厚みと50ミリの空気層、さらに軸組による厚い壁は高い耐火性や断熱性を持つ。調湿性能のある煉瓦と空気層は木軸を乾燥状態に保ち耐久性能向上にも貢献している。
日本の生活や気候に合うよう、煉瓦の軽量化や寸法体系の見直し、プレセット化も推進している。

伝統的に研究された3次元デザイン

圧倒的な耐火性能と断熱性能のほか経年美化で煉瓦積建物には根強いファンが多くいる。その中でも魅力なのは最先端の住宅性能のみならず、見る人を魅了する意匠性があげられる。我が国における煉瓦積建物を見ると「ただ積むだけの似非デザイン」は容易だが「欧州で伝統的に確立された3次元デザインノウハウの再現」は容易ではない。
honrengaでは欧州で確立されていた伝統的な3次元デザインの復元技術をノウハウ付きで確立し、広く普及する事に成功した。さらに複雑な意匠を実現するための金物や関連資材も独自で開発。人々の憧れの煉瓦積建物を高い意匠性で普及することにより、街の景観向上に貢献している。

本物であること

本煉瓦の家は、徹底して天然素材にこだわっています。それは、ご家族の皆様に、健康で快適に暮らしていただきたいから。
たとえば、天然ムク材。床材だけでなく、腰壁にあしらったり、室内ドアに使ったり、家全体をやさしく支えています。また室内の壁は、珪藻土の塗り壁で、壁そのものが呼吸をします。
歴史的な建造物のように、意匠を凝らした立体的な表情を与えるレンガは、自社工場で焼き上げて、レンガ積み職人が一つひとつ手で積み上げていきます。家づくりの新たな魅力を引き出し、3世代、4世代と引き継がれていく注文住宅を建てたい。
そう、すべて本物でないと気が済まない私たちです。

練へのこだわり

本煉瓦の家に欠かせないものと言えば、やはりレンガです。
私たちの家づくりは、レンガそのものを焼き上げるところから始まっています。
土選びから始まり、その配合、地震に強い形状まで、レンガの特性を知り尽くしたレンガ職人が研究に研究を重ね、本物にこだわり、その本物を練り上げ、考えを練り上げ、初めて誕生する本煉瓦の家です。今までにないレンガを創りだし、本物の素材との融合。考え抜き、練り上げる。私たちはこの工程を何よりも大切にし、世界に一つの本煉瓦の家の探求に努めます。

雅へのこだわり

古き良き日本文化は、自然やモノを大切にし、四季折々の美しいものを愛で、家族の絆も深かったように思います。もしかすると人々の暮らしも現代よりずっと豊かな感性の中にあったのかもしれません。日本の和建築は、木造軸組で組み上げられた壁の中に木舞竹を組み、土壁を塗り上げ、仕上げに漆喰を施すことで、通気性・断熱性・耐久性が備わっていました。そして、つぶしても自然にかえるように出来ていたのです。
本煉瓦の家は、そんな日本古来の和建築の考え方を現代風にアレンジ。自然の恵みでもある土に新しい価値を加えて、世界にたった一つだけの注文住宅を建てています。